その四拾八 LOHASマインド(10)
【LOHASマインド(10)】
 前回は、動物や植物と同じように鉱物の石も生き物であり「大いなる意志」と通じ合っていることをお伝えしましたが、今回はさらに遠い宇宙の彼方からやって来る「隕石」・・まさに「宇宙の石」に学びたいと思います。


●生命の素・・・隕石って?
 隕石は星(小惑星)の一部であり、英語でメテオ(metheo)と呼ばれ、この150億光年の広い宇宙空間を、何と6000万年近くもかけて旅して来て、私たちの星・地球にやってきます。命のカプセルとして生命の隕石起源説もあり隕石の中には、宇宙の彼方の水分をはじめ、いろいろな物質が閉じ込められているのてす。
 その隕石は、大きく分類して3つに分けられます。ひとつは、星の地表を作っていた「石質隕石」で、外側が黒く中が赤味を帯びています。次に星の中間部分は「石鉄隕石」で地表のものより重く色は黒光りしており、最後に「隕鉄」と呼ばれるモノは、星の中心核で、まるで金属の塊のような風合いがあります。
●流れ星に願いを・・・!
 熊野の山奥の・・とある時空の歪みのある場に、隕石の探索に行っていましたが、毎回夜空に輝く星の美しさに感動します。すぐ手に取れそうなぐらい近く星々を眺めることができ、幾筋もの光が天空を横切ります。よく流れ星を観た瞬間に「願い事を三回唱えれば叶う!」と言われていますが、これがなかなか至難の技で(笑)よほど心に強く念じた想いでないと瞬間に口を突いて出てきません。中には、流れ星がすぐそばの森の向こうに消える事があり、もう「未知との遭遇」の如くに、ワクワクこころが踊ったモノでした。
●LOHASは、宇宙の彼方のココロで・・・!
 隕石を通じて感じることは、悠久の宇宙の彼方と私たちの命がダイレクトに繋がっていること・・ある意味、昼夜関係なく降り注ぐ隕石は、太陽の方向からの隕石は予測されておらず、天空から突如として現れる脅威もあり、まさに「一瞬先は闇」とはこの事。
 地球は太陽の光に生かされ、太陽はまた宇宙の摂理に添って、森羅万象に満ち溢れています。宇宙の愛は無条件で無償・無限です。自然の草木や花を愛で、動植物と語り大切にする気持ちを日常に養うことは、相手を愛し、人を愛し、尽くす心に通じています。
 愛とは慈しみ尽くすことでもあり、相手を大切に思い相手の欲する物を与え相手を喜ばせてあげること・・・宇宙の本体は「無限の愛」ではないでしょうか。
■次回の熊野塾はテーマ:空を飛んで行きたい・・熊野「癒しのコスモス」で11月21日(金)午後7時から9時まで・大阪天満橋ドーンセンターにて開催。一般¥2,000-/会員¥1,000- ※どなたでも予約無しで、お気軽に当日参加もできます。

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