その四拾 LOHASマインド(2)
【LOHASマインド(2)】
NPO法人 熊野生流倶楽部 代表 満仲雄二
 私たち生き物にとって、地球上でかけがえのない存在である「空気」のようなココロの在り方を、前回お話ししましたが、今回もやはり空気と共に絶対不可欠な「水」に学ぶココロをお伝えします。


●コトバの凝りに要注意・・!
 普段私たちが何気なく当たり前のように使っている言葉・・その言葉一つ一つを掘り下げて「それは何か?」と問い直してみれば、曖昧な部分が多く実際に自分でもよく解っていない場合が多いのです。
 例えば「ココロ」って何ですか?「どこにありますか?」と言う質問。他の人とコミュニケーションを取るために、便宜上私たちはコトバを使っていますが、目の前にいる人に、あなたの想いはしっかり伝わっていますか?自分のコトバに凝り固まってわかったように思い込んでいませんか?同じコトバでも十人十色・・凝り固まったコトバにとらわれないようにしましょう!
●とらわれない心と身体に・・!
 よく肩や首が凝った、運動をして身が入ったなど身体の凝りは誰もがわかりやすいところですが、自分が使っているコトバに自分が縛られている場合が多々あります。「こうしなきゃ!こうあるべき!」と、勝手に脳が思いこんでいるコトバに、ココロや気持ちががんじがらめになり、行動もできずに結果身体まで一緒に固くなってしまいます。特にインターネットなど情報が巷に溢れている現代社会では、情報や記号が大量に脳の中に入り込んで知識化し、より強固にコトバにとらわれ、体験を通して感じることを失ってバランスを壊し、思凝(しこり)と言う不健康になりかねません。 
●LOHASは水のココロで・・!
 LOHASは「ココロとカラダと地球にやさしい生き方」つまり健康な生き方を言います。人体も地球もその約70%が水によって構成され、また生物が生きるために地球の水の大循環はかけがえのない存在です。その水は常に低きを目指して流れ続け、丸い器に入ればその形を丸くし、また四角い器に入ればその形を四角に・・自由自在に相手に合わせて、自分の在り方を変化させていきます。
 たった一滴の雫が集まり、川から池や湖そして大海原に至って世界を駆け巡り、ある時は雲となって大空を漂い、ある時は雨や雪に自在に姿を変えて大地に舞い降りますが、決して水の本質(H2O)は失いません。
 何ものにもとらわれず、ただ素直に環境に合わせて流れゆく水、一個所に澱まず溜まらず、サラサラと自由自在に生きていく水に学んで自らを見つめ直しましょう!

 ・その壱〜その参拾
 ・その参拾壱 自らを生き抜く

 ・その参拾弐 自らを飛翔する

 ・その参拾参 汝(あなた)思う、ゆえに我(わたし)あり

 ・その参拾四 森羅万象を貫く光

 ・その参拾五 LOHAS(ロハス)の波動

 ・その参拾六 LOHAS(ロハス)の理(ことわり)

 ・その参拾七 LOHAS(ロハス)な旅

 ・その参拾八 LOHAS(ロハス)元年

 ・その参拾九 LOHASマインド(1)


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