その参拾九 LOHASマインド(1)
【LOHASマインド(1)】
NPO法人 熊野生流倶楽部 代表 満仲雄二
 子年は、再生の始まりなので、今一度自分の内にある「偽」のココロを見つめ直し、真剣に自らの在り方や生き方、また生活の価値観を変えましょう!と言う、お話しを前回致しましたが、心の根回し切り替えは出来ましたでしょうか?


●ココロの偏食に要注意・・!
 毎日毎日自分の好きなモノだけ食べ続けることをよく「偏食」と言います。人のカラダは基本的にバランスで出来ていますので、当然このような生活の結果は病気になります。また、もっと広く「生活習慣病」と言う病気もありますが、同じ行動・同じ習慣を繰り返していると、必ずカラダに片寄りが出てきてこれも病気になるのです。
 これらはまだ目に見える範囲ですが、自分の考え方の癖や、人やモノに対する価値観はほぼ無自覚なので、なかなか自分では心の癖のパターンをとらえにくく、日常目の前の忙しさや楽しい事探しに目が奪われ、自分を失ってしまっている場合が多いのです。相手が自分の思うようにならないとイライラする癖のあなたは、ココロの偏食に十分気を付け、自らのバランスを取る必要があります!
●かたよらない関係性を・・!
「朱に染まれば赤くなる」「類は類をもって集まる」と諺にもあるように、同じ価値観や同じ趣味志向の人々は、ノリや次元が一緒で仲間意識もできやすいのですが、逆に情報や感性を共有していない人とは、排他的な関係性になりがちです。当然ながら自己中心性が高くなり、自意識過剰も強まり、驕りも次第に増してくるモノです。
 よく「その人を知りたければ、その人の友人を見よ」と言いますが、誠にその通りで、その人がどんな人達と幅広く付き合っているか?によって、ココロのバランスが明らかになってきます。自分と違う価値観や癖を持った人とも大いにふれあい学び、誠実で柔軟で素朴で飾り気がない、偏らない人間関係が保てるように、自分のココロの根っこをしっかり生やましょう!
●LOHASは空(クウ)の心で・・!
 地球上から空気が無くなると、いつも見慣れている青空が全く無くなり、月面のように頭上には、暗黒の銀河宇宙が直接広がります。いつも私達を包み込んでくれている空気は、直接目に見えずまた普段充満していることすら認識していませんが、これが無くては、人間呼吸ができず3分も生きていけません。人の世のココロも同じなのです。青空のような広く広く大らかな視点をもって、そこに満ち溢れる空気を感じ感謝する・・私たちも空気のようなかけがえの無い存在になりたいものです・・!

 ・その壱〜その参拾
 ・その参拾壱 自らを生き抜く

 ・その参拾弐 自らを飛翔する

 ・その参拾参 汝(あなた)思う、ゆえに我(わたし)あり

 ・その参拾四 森羅万象を貫く光

 ・その参拾五 LOHAS(ロハス)の波動

 ・その参拾六 LOHAS(ロハス)の理(ことわり)

 ・その参拾七 LOHAS(ロハス)な旅

 ・その参拾八 LOHAS(ロハス)元年


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