【あるがままの熊野】 |
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前回は、大自然とのムスビの仕組みを教えてくれる熊野の神々(牟須美)は、LOHAS(ロハス)の神々だと言うことをお伝えしました。日常の生活で行き詰まったり、悩んだり不安や不信になって、心の幸せが感じられなくなったら、一度千年前の智恵の道「心の原郷・熊野」を訪ねて、人生をリフレッシュして見ましょう! |
ありのままに
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●祈りの道「熊野古道」は神経回路
世界文化遺産の熊野は「祈りの道」として、ユネスコから5年前に指定を受けています。石にも木にも草々にも霊魂を感じ、大自然そのものに祈りを捧げると言う、原初のアニミズムの信仰です。祈りには心のよりどころを求める気持ちが強く現れますが、その気持ちの原点は、生まれて間もないころ生きるために、無意識に母親を慕った「あの本能的な気持ち」と深く関連しています。
それは国や民族を問わず、神話として普遍的に記憶された一つの生命現象であり、本能的な神経回路として、私たちを「祈りの行動」へと向かわせるのだと思います。古来から多くの人々が訪ねた熊野古道は、文字通り「神への経路(みち)」であり、自分のカラダの内側に、神経回路として生まれたときに授かり記憶されているのです。 |
●あるがまま・なるがままに・・!
祈りを捧げるとき自己意識が働き、アーでもないコーでもないと、欲特損が絡んだり、他人との関係が絡んだりして、心が曇って来ますが、「ふと!心に浮かんだ直感」は案外正しく、後から頭でいろいろ迷い悩んで考え過ぎたことは、行動した結果間違っている場合も多いものです。
古くから「成り成りて成る」と言う教えがあるように、春が来れば草木や花は自然と咲き、鳥や蝶々も飛び回り、無理矢理そうしようと自己意識で考えても「時」が来ないと何事も動かないし、実らないことがよくあります。
大自然のムスビの真理には、理屈も解釈も無くただ「あるがままが真理」であり「なるがままが真理」なのではないでしょうか?水の流れのように、サラサラと思うままを何のこだわりも無く為して、幸せな生き方をしたいものです。 |
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